| 色彩と線描が作り出す絶妙な世界 祖父は画家、父が書道家だったと云う東丘氏。 確かに作品は、両者からの暗黙の影響がうかがえる。カラリストとしての画家の一面と線描に生命を含ませる書道家としての一面が、画面空間いっぱいに、巧みに融合する結果となっている。そしてその結果に辿り着くまでは、色彩のタッチとドゥローイング風な線描が共に衝突しながら、互いの層の空間を創り合っていることに気づく。 一見、中心のないオールオーヴァーな作品のように見受けられるかもしれないけれど、ちょうど中心の空きに沈み込ませるようにした赤い記号のようなものが、全体のコアとなっている。その不思議な色彩感覚は他に類を見ない表現である。作品の前に立つと音楽を奏でるような旋律やテンポがあり心地良い。今後の作品の変化を期待せずにはいられない作家である。 文/ワシオ・トシヒコ |
夢のアラベスク 50F (2007年)

5月の恋 100F (2006年)

太陽の黒船 50M
女神たちのときめき 50F
貴婦人の散歩 20F
「貴婦人の散歩」 ファイングラフィー 限定200枚

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